NAS


Network Attached Storageの略で、ハードディスクなどの記憶装置をネットワーク機器の一部として運用する場合の記憶装置を指します。

わかりにくい表現です。要するにネットワークに直接繋ぐことができるハードディスクのことです。

自宅にネットワーク環境がある人、もっとわかりやすく言うと、自宅でインターネットが使える環境の人のPCはネットワークに繋がっています。

そのPCにはハードディスクが必ず付いています(ここで言うハードディスクとはSSDも含みます)。

それと何が違うのか?

PCを介して繋がっているのか、直接繋がっているのかの違いになります。

それで何が違うのか?

カメラの画像を録画するためにPCの電源を入れる必要がないこと、容量の心配をする必要がないことです。

 

IPカメラとの関連で言うと、

NAS録画するということは、カメラの画像をPCのハードディスクに録画するのではなく、PCとは独立したハードディスクに直接録画することになります。

容量がなくなれば古い画像を消しながら勝手に上書きしてくれます。もちろん上書きされるのが都合悪い場合は残す設定にもできます。

一方PCを介している場合、容量がなくなるとパソコン自体の動作に悪影響を与えてしまいます。

NAS録画には大まかに2つのタイプがあります。

  1. カメラ側の機能として実現されるタイプ
  2. NAS側の機能として実現されるタイプ

そしてややこしいのが、いずれのタイプにおいても相手方の対応も必須であるということです。

1.は、NAS側もカメラの動画を録画可能であること。

2.は、カメラもNASの機能に対応していること。

いずれにしても全てのカメラで NAS録画が可能なわけではありません

この機能を使いたい場合はカメラもNASも、ともに互換性を確認する必要があります。

一般に1.の方が設定や運用は簡単です。個人向けIPカメラに多く見られます。

2.はqnapやsynologyといった大手NASメーカーの製品に付属している専用ソフトウエアを利用します。この専用ソフトウエア、接続できるカメラの台数が増えると有料にはなりますが、かなり多機能で設定や運用にはそれなりの知識が必要になります。この場合、NVR+VMSといったプロ用の監視システムと比べても遜色がありません。専用ソフトウエアに対応するカメラとは、いわゆるカメラメーカーのプロ向け機種になります。