パイプ人形(スモーカー)


ロマンチック街道巡りのRotenburgで購入した、癒し系煙突掃除職人である。

しかしおだてようが何しようが、梯子まで持っているくせに本来の煙突掃除という職務を遂行する気配はない。ただひたすらモクモクと煙を吐くおじさんである。お香の煙を口から吐いてくれるのでスモーカー、もしくはパイプ人形と呼ばれる。

日本出発前から妻は欲しがっていた。ドイツといえば”くるみ割り人形”だが、我が家では普段の生活であまりくるみを割ることがないのでこちらに目が向いたようである。

おじさんの動かし方は簡単で、まずは胴体を真っ二つに分断(文字にするとえぐい)する。

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下半身の切断部分(さらにえぐい)にコーン型のお香を置いて点火。

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身体を元に戻す。

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モクモクと煙を吐いてくれます。

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東部山岳地帯のチェコ国境近くはSeiffen(ザイフェン)という小さな町の伝統工芸で、ここではパイプ人形だけでなく、くるみ割り人形や木製オーナメントも豊富に生産されているそうな。

なんでもクリスマスシーズンが近づくと、ドイツの方々は大挙してこの町を訪れ木工おもちゃを大量に購入していくとか。

丁寧に手作りされているので値段はそれなりに高くなる。この身長20cmほどのおじさんで4,000円ぐらいしたと思う。日本国内でもネット通販で購入可能だが、価格はさらに高くなる。それでも我が家ではおじさんの友達を増やす話が出るくらい気に入っている。

普段あまり自宅用の土産は買わない我が家だが、このパイプ人形には大満足。我が家の癒し系として日々モクモクと芳香を漂わせている。