監視カメラとして使われることが多いため、撮影画像に何がしかの変化が起きた場合、それを察知する機能のことです。
主に以下のような検知機能があります。
動体・不動体検知
画角内で動きがあったものに反応する。画像に何かしらの変化があれば検知とするものから、特定の領域に何かが入り込んだら検知とするものまで、精度やアルゴリズムは様々です。
妨害検知
突然画面が暗くなった(何かでレンズを塞がれた)、強い衝撃が与えられた、などをカメラに対する攻撃とみなし、それを検知する。
音検知
一定以上の音圧レベル(音量)を検知する。
顔検知
一般的なデジカメやスマホの顔認識と同様。
これらの中で一番一般的なのが動体検知かと思われます。昨今の機種にはほぼもれなく付属する機能です。
その次に音検知、これは集音マイク付き、もしくはマイクが接続可能な機種では一般的に付属する機能です。
不動体検知、妨害検知は、カメラメーカーから発売されているプロ向け機種に限定されるようです。
顔検知はあまり防犯カメラではお目にかかりません。顔がカメラの方を向いて初めて機能するものですが、防犯カメラにカメラ目線で映ってくれる都合の良い不審者はなかなかいないからでしょうか。