スマカメ CS-QR20(基本編)


 

ここでは、専用アプリから設定できる主な機能についてレビューしていきます。

 

専用アプリ(下はiPhone版)では下のような表示となります。

画面下の4つのボタンは左から、

静止画撮影・・・静止画像が保存されます。

静止画表示・・・上で保存した静止画を観れます。

動画再生・・・録画されている動画を再生できます。

音声視聴・・・カメラ内蔵のマイクでカメラ周辺の音声を聴くことができます。動画とは2〜3秒程度のズレを感じました。

 

スマホを横向きにすると全画面表示となります。

ビデオ品質

フレームレートは自動(1〜15)で、

最高:1280×720(512kbps)

高:640×480(512kbps)

中:640×480(256kbps)

低:320×240(256kbps)

最低:320×240(128kbps)

が選択可能です。

ビットレートの指定やフレームレートの指定はできません。

ここで注目はビットレートです。最高画質で512kbpsであり、業務用ではメガ単位のビットレートが普通であることを考えると、100万画素とはいってもあまり詳細な画像は期待しないほうが良いでしょう。

例えばドライブレコーダーも近年は100万画素程度が主流となっていますが、ドライブレコーダーの画像をイメージすると、驚く人もいるでしょう。しかしこれは公衆回線で動画を伝送するという商品特性上避けられません。

*業務用監視カメラでは、公衆回線で監視をする(=遠隔からスマホやPCで監視する)という想定は基本的には少ないです。よって、ローカルネットワーク内だけ帯域を確保できれば、ビットレートを上げても運用可能となります。

 

ビデオフリップ

設置の向きに合わせて、画像の上下左右を反転させる機能です。

 

環境

屋内(50Hz)

屋内(60Hz)

屋外(屋内から撮影)

と選べます。

50Hzと60Hzを選択できるということは、屋内設置の場合はフリッカー低減機能(ちらつき防止)が働くようです。

 

タイムゾーン

世界各国のタイムゾーンが選択可能です。

 

時刻同期

専用アプリからはスマホの時計と同期させることだけが可能です。

スマホの時計と同期させない場合は、NTP同期となるようです。

NTPサーバは、ntp.nict.jp(NICT(情報通信研究機構))が設定されていました。

応用編で説明するWeb設定から変更が可能です。

 

無線LAN

アクセスポイントを手動で選択し、パスワードを設定する場合はここから行います。

 

動体検知

オフ、低、中、高、最高

から選択可能です。動作させてみた感触についてはこちらでレビューします。

 

録画モード

録画しない

常時録画

動体検知連動

が選択可能です。ただし、音声は記録されません。

SDカードに録画された画像はPCでも再生可能です。VLCメディアプレーヤーで再生できました。

動体検知を”オフ”以外、録画モードを”動体検知連動”に設定している時に動体を検知すると、録画を開始しスマホにもプッシュ通知がされます。

NAS録画は、準備編で触れた有料のPCクライアントソフトを使えば可能なようですが、これなしで録画する方法は公開されていないようです。

 

LED表示(青)

本体上部のネットワーク接続を示すLEDを稼働中も消灯させることが可能です。この機能の意図は謎です。

このカメラはナイトビジョン対応で、暗視モードに入るとレンズ周囲のLEDが点灯します。赤外線LEDは人間の目には点灯状態はわからないので、これは恐らく赤外線LED照射中を示すLEDと思われます。ところがこちらは消灯できないので、片方だけ消灯させてもあまり意味がないような気がします。

 

暗視機能

このカメラ、ナイトビジョンという名の通り、スマカメのエントリー機種に暗視機能を追加したものです。暗視機能を実現する方法として、

  1. 白黒画像にする
  2. IRカットフィルタ(赤外線除去フィルタ)を外す
  3. IR LED(赤外線LED)を照射する
  4. AGC(Active Gain Control➡︎自動感度調整みたいなもの)が作動する

カメラによって、これらのいずれか、もしくは全部が装備されることになります。

スマカメ CS-QR20 ナイトビジョンの場合、1,2,3で実現しているようです。と言ってもIRカットフィルタについては、そもそも付いていないようです。そのためか、暗視が働いていない時のカラー画像の色合いに違和感を感じます。黒が青っぽく、オレンジがピンク色に、全体的に靄がかかったような色合いです。

ちなみに暗視に関して設定項目は何もありません。自動で通常/暗視に切り替わります。